皮脂が多く水分が少ないのが特徴
肌表面は皮脂でべたついている所もありつつ、口周りなどは乾燥してカサカサしている、また乾燥は感じていなくても肌がごわついているという場合、混合肌になっている可能性があります。混合肌とは文字通り皮脂が多いオイリー肌と、かさつく乾燥肌どちらの状態も出ている肌質のことです。皮膚表面は皮脂量は多くても内部の水分量は低下していることから、インナードライ肌とも言われています。Tゾーンなどは皮脂でてかりやすいけれど、目元や頬・口周りなどがかさつきやすいのが特徴です。混合肌になると肌のきめが粗くなりやすく、またファンデーションなどのメイクも崩れやすくなると言われています。さらに皮脂量が多いTゾーンなどは毛穴が開いたり、黒ずみも目立ちやすいようです。
混合肌のスキンケア方法
べたつく部分もあれば乾燥でかさつく部分もある混合肌、どんなスキンケアをすれば良いのか迷ってしまいがちです。スキンケアの基本は洗顔後、化粧水で保湿した後に乳液やクリームを重ね塗りして、化粧水で補った水分が逃げないようにする方法です。混合肌だとべたつく部分に乳液・クリームを塗らない人も少なくありませんが、肌が乾燥して皮脂が過剰に分泌されべたついているケースだと、乳液・クリームを塗らないスキンケアだとかえって症状が悪化してしまいます。混合肌でべたついていても化粧水と乳液・クリームを塗って保湿するケアを行いましょう。もし、べたつくのが苦手という場合はオイルフリーでべたつきにくい乳液・クリームを選ぶと良いかもしれません。